全商協、オレンジリボン運動に参加

  2016年11月22日(火)

   

全商協(中村昌勇会長)は11月13日、都内港区のニッショーホールで開催されたNPO法人 児童虐待防止全国ネットワークが主催する「第14回 子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に、会長・副会長、社会貢献委員会のメンバーなど58名が参加。集会終了後には、集まった約400名の人達と共に、虎ノ門から新橋、銀座、京橋公園までの約3キロを行進し、沿道の人達に児童の虐待防止を呼びかけた。

オレンジリボンとは児童虐待防止のシンボルで、2004年に栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に亡くなった事件を受け、市民団体で意識啓発のために考案し、2003年からNPO法人 児童虐待防止全国ネットワークが中心となって運動が進められてきている。全商恊傘下の東遊商が5年程前から同運動に参加してきたが、児童虐待がなお続き深刻化していることから、これを全商恊規模にまで広げて運動を支援していこうとの趣旨で今回の参加となったもの。

「市民集会」では冒頭、主催者を代表して同ネットワーク理事長の吉田恒雄氏が挨拶。吉田理事長は集会に参加した人達に謝意を表した後、「虐待死という悲劇を一日も早く無くなるよう願っている市民の方々と一緒に子どもの冥福を祈り、虐待のない社会の実現を目指し毎年、この集会を開催してきた。そして今年は全国に約18万枚のオレンジマスクを配布し、『189』(いち早く)の通報番号を広めると共に、虐待の予防から自立までの切れ目ない支援の充実に取り組んできた。しかし残念なことに、ここで46名の子ども達の名前をあげ、冥福を捧げなければならない。今年は5月に児童福祉法が改正され、子ども達の権利が明記されたが、依然として深刻な事態にあることに変わりはない。虐待のない社会は社会全体で取り組むべき課題であり、皆様と共にその実現を目指していきたい」と、運動への支援を求めた。

この後、昨年1年間に虐待などで亡くなった46名の子ども達の名前と、虐待死に至った状況が報告される中、参加者全員で子どもの冥福を祈って黙祷を捧げた。

また、法政大学現代福祉学部教授の湯浅誠氏が「子どもの虐待の背景を探る~深刻化する貧困の現状と子どもの育ち~」と題して講演。「虐待の背景には貧困があり、子ども達6人に1人が貧困の中にある。貧困は貧乏+孤立であり、皆様でできることを考えて欲しいし、皆様が側にいるだけでの支援が子どもたちの救いとなる」と、子ども達への支援を訴えた。

全商恊メンバーは「鎮魂の行進」にも参加し、集った約400名の人達と共に夕闇迫る中、虎ノ門から、新橋、銀座、京橋公園までの約3キロをパレードし、沿道の人達に子ども虐待防止を呼びかけた。

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